HIDの寿命

HIDの寿命はメーカーでは明るさの半分になったときとしている。2回目の車検(丸5年)では最悪70%位まで光量が落ちている事があるのでその際はバーナー交換が奨められます。
カタログ上は2000時間。ハロゲンと比べると、寿命はハロゲンの4~5倍です。
そもそもHIDには切れる(フィラメント)と言う概念が無いのでこの2000時間は明るさが半分になる時間(暗くなっても点灯はしてる)ハロゲンとの比較をすると、ハロゲンより価格が高く、発熱量が少なく、高電圧、消費電力が少なく、明るい(3倍以上)。
寿命の見分け方として、大きな点は光量が半分以下となったときとしていると先程も記述しましたが、そのほかにも見た目で紫色になって、暗くなったものが寿命といえるでしょう。
※バーナーに沿ったセラミック棒が折れると、放電(漏電)があり十分にガスに電圧がかからないと紫色になります。セラミック棒を綺麗に接着剤で付ければ放電が止まり元に戻る場合があります(直らなければ寿命)。
※点灯しなくなってしまう寿命もあります(瞬間的とは言え高電圧をバルブに掛ける為、ガラス部分に負担が少しずつ掛かっていき、それが原因でガラスにひび割れが入り、点灯しなくなるのが一般的な寿命の原因)
※点灯消灯を繰り返さない方がバーナーの寿命には良いのかというと、信号待ちで点灯から消灯とかでは殆ど影響ないですが、システム的には点灯・消灯を繰り返さない方が良いです(バッシング等は寿命を縮める)。 

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